看護師として現在よりも年収アップを希望した転職の場合、その年収額については、面接のいつ頃に話を切り出せば良いのでしょうか。
まず1つだけ言っておきたいのですが、最初の面接で年収の話をする事は間違いですので、それだけは絶対に避けましょう。
では、いつ頃なら良いのでしょう!?
年収についての交渉開始に適しているのは、最終面接終了の前までの時期になります。
それまでの面接時には、給与のシステムや基準について、それとなく探りを入れてみてください。
同年代の人の水準について、質問をしてみることも良いと思います。
ほとんどの病院や医療法人において、最終面接時に年収について確認されると思います。
「希望年収はいくらですか?」とハッキリ聞いてくる面接官もいます。
その時に、その病院の水準が分かっていないと、答えようがありません。
また、極端に水準以上の、自分本位の希望を伝えても、その時点で「ご縁がなかった」と言われてしまうこともあるかもしれません。
逆に、少なすぎる額を提示してしまい、病院に勤めてから後で後悔するような事も避けたいですね。
だからこそ、最終面接より前に探りを入れ、様子を掴むことが必要なのです。
では、最終面接で希望年収について聞かれた場合、どの程度、自分の希望を伝えるべきでしょうか!?
転職において、さほど年収が重要な条件でないのなら、「病院の基準に沿った額でお願いします」と伝えれば良いのですが、年収アップに重点を置いた転職の場合、そういう訳にはいきませんよね。
絶対条件となる額が明確な場合は、それをハッキリと伝えるべきです。
それによって面接に落ちてしまう危険性もありますが、面接の時に何も言わず、転職が決まってから年収についてアレコレ言うことは、あなたの信頼を落とす結果になります。
しかし、ここで注意したい点は、「その年収が必要な理由についての説明は必要ない」という事です。
病院側からすれば、「あなたが、その年収を必要とする理由」ではなく、「その年収を支払う価値がある人間かどうか」が重要であり、面接でそれを掴み取りたいと思っているのです。
では次に、交渉方法について具体的に御紹介しましょう♪
病院が抱えている問題をクリアできる自信があることをアピールしましょう!
また、自分には更にプラスの要素があり、ひとりで1.5人分の働きができる事を強調してください。
看護師専門の転職サイトや人材紹介会社を利用すると、最適な交渉をしてくれます!
交渉代理人は、あなたが満足できるよう最大限の努力をしてくれるでしょう。
もちろん自分の希望する年収を、本音ベースで正確に代理人に伝えておくことが大事です。
コロコロと意見が変わるのはトラブルの元ですので、自分の希望年収は明確にしておきましょう。
また「最低でもこれだけは欲しい」という情報もキチンと伝えておいて下さい。
あなたが看護師として納得のいく年収で働くことが出来るよう、ご健闘をお祈りします♪