正社員や契約社員・派遣・アルバイトなどが同じ社内で一見同じような仕事をしているように見えますが実際は働く形が大きく違います。
それぞれの働き方を十分理解して転職や就職活動をしなくては後で後悔することになります。
例えばパートやアルバイトの場合は「月曜日~日曜日」の都合のいい曜日や時間を選択することができます。
その時間内での仕事は、ほとんど正社員と同じ仕事内容になっていますが、時間制限があり正社員より就業時間が短くなっています。
主婦や学生が家事や子育て・授業の合間に働くにはとても都合がいい雇用体制です。
職種や仕事の内容にこだわらない人にとっては求人の数が多いので選びやすくなっています。
しかも、専門職を望まない企業が多いので未経験者でも働き安くなっています。
それでも最近の企業では長く職場で働いているパートやアルバイトが経験を積んで資格やスキルアップに努める人が増えてきています。
企業側も新規採用よりも経験者を雇用する場合も増えています。
そのため、最初はパートやアルバイトの形態で就職した人も正社員に採用されることがあります。
しかし、ほとんどのパートやアルバイトの給与体制は時給や日給です。
なので、正社員のように昇給やボーナスなどはほとんどありません。
仮にあったとしても寸志程度の企業が多いです。
正社員と同じ仕事内容であっても昇給や昇格などは望めない企業がほとんどです。
パートやアルバイトはボーナス時期や昇給時期になるとガッカリする人がいますが、仕方のないことです。
また、契約社員の場合は決められた期日を迎えると契約が終了してしまう立場の人です。
人によっては契約を更新する人や再度契約を結ぶ人もいますが、安定性がないので将来に不安を抱える人が多いです。
なので、面接時に自分は正規社員なのか契約社員の待遇で採用されたのかを面接官や人事担当者に確認する必要があります。