看護師の仕事は人の命に携わる大変な仕事です。
そのため、休みも少なく勤務状況も過酷でプライベートな時間もなかなか取れないと言われている中で看護師を育成する看護学科の数は増えています。
少子化が進み大学や専門学校の学生の数は年々減り続けている中で医療関係の専門学校や学科が増える理由は、やはり安定した年収ではないでしょうか?
ある調査では平均年収は442(33歳)万円だと言われている中で33歳の看護師の年収の500万円は珍しくありません。
安定した収入や雇用の安定度の高い看護師を目指す学生も後を立ちません。
看護師の免許を所得するには最終的に国家試験を受ける必要があります。
そのためには看護専門学校や看護系の短大・大学を受験して基礎看護教育を受けることになります。
卒業と同時に看護師の国家試験を受けて合格すると看護師の免許を取得することができます。
看護師の免許を持っていると医療機関はもちろんですが、保健福祉の現場などで働くことができます。
多くの看護師は総合病院や訪問看護・福祉サービスに従事する人が多いようです。
以前は看護師は女性の職場と言われていましたが、最近では男性の看護師も増えてきて身体障害者援護施設や知的障害者の厚生施設などで活躍の場を広げていっています。
医療機関の中でも看護師に人気のある職場が企業の看護師です。
一般的な看護師の職務内容は日勤や夜勤などでプライベートな予定がなかなか立ちません。
業務内容も医療分野だけでなく事務作業も多く連日残業やサービス残業を強いられている看護師もすくなくありません。
特に育児や家庭との両立が困難な肉体労働だと言われています。
多忙で勤務条件も過酷だと言われている看護師の仕事ですが企業看護師は企業や会社の中に設置されている医務室での勤務となります。
なので、勤務体制も一般の社員が出社する時間とほぼ同じ時間になります。
また土日が休みの週休二日制の企業が多いのでプライベートな予定も立てやすくなります。